『トルストイ文学ノート』をこしらえる

 私は人間関係のいざこざが耳にすることもみることすきではない。恩師には「ひきこもろう」と褒められたが、最近ひきこもることができなくなってきた。就職の問題、私はどこからきたのかという遺伝子の問題、現代の小中学生、高等学校生の非行のもんだい。赤信号をわたる行為は道路交通法に違反している。そして「ななめ横断」これは見て見ぬふりをするしか私の蚤の心臓では行為に遂行することができない。
 実家に帰ってみると妹にノートPCを所有されているので期限付きでブログやツイッターをかいている。いく「場所」をうしなった人間は自らの机で大量の書物とむきあい、自己とその書物の世界との対話と市井の「声」にみみそばだてて、そしてときには音読することによって本を書いたあるいは訳した人の喜びや悲しみをかみしめながらノートにおもいついたことをかきしるしていく。
 『トルストイ文学ノート』は『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』をアリストテレス『ニコマコス倫理学高田三郎訳と『精神現象学長谷川宏と『聖書』を媒介にして音読中にフィーリングの合うフレーズをノートに概念的にかきしるしておきたい。おそらく、『まわる神話』を執筆するときのおおきな手助けになるとおもわれる。