『まわる神話構想ノート』

私は『医師と哲学者』という作品をひとつの無意識のワンダーランドにしていきたい。そのことによって深層意識の世界が<開いた物語り>となり意識における現象が眼の前に<開いてくる>と思われる。そのことは自我における≪妄想≫かもしれないが、<万人のための物語り>となるように深いところまでつきつめていけば可能になると思われる。
 英語版のmurakami haruki文学を精読することによって考察していきたい。