ニコライ堂の思い出

私は東京のニコライ堂(東京復活大聖堂)にいったことがある。ドストエフスキーもかつては訪れたことがあるらしく。東方正教会すなわちギリシア正教の区分になっている。ロシアの土着の究極的パワーの集大成というべきニコライ堂は建築術の最高峰なのかもしれない。映画『カラマーゾフの兄弟』やおなじく『戦争と平和』では僧侶がやってきてお祓いをするシーンがあるが浄土真宗とはちがった<凄み>がある。
 
私は今後フッサールの<意識の流れ>の探求をダイレクトにやっていきたいので、ニコライ堂東方正教会で洗礼をうけることを考えている。しかし、フッサールは厳密にいえばローマ・カトリックだが両方ともキリスト教であることにはかわりはない。
 
その後、東京慈恵医科大において森田療法の学会などに脚をはこんでいきたい。将来はキリスト教系の学校で倫理学の教師をしながら文筆活動に専念していきたい。おそらくこの過程においておおくの中学や高等学校にでむいて古東哲明先生のように<存在の神秘>をハイデガーフッサールの知見を活かしてといていくに違いない。