『まわる神話構想ノート』より

私は<物語り>を書くときになにもでてこないことがあり、その苦しさは筆舌に尽くしがたい。「無から有をうみだすいとなみ」はたくさんの書物をどうじ並行でよむことによってなされている。“The God Father”のMario Puzoは家の<がしゃんがしゃんした場所>で小説を書いていた。「うるさいなぁ」と思って書斎で書くことにしたら何も書くことができなくなったという。そのあとまた<がしゃんがしゃんした場所>書きはじめたら<いつものペース>で書くことができたので「書く場所」も<書き手>に大きな影響を及ぼすらしい。